健診

健康診断の血糖値が高いと言われたら

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特定健診や会社の健康診断で「血糖値が高め」「要再検査」と言われたときの結果の読み方を解説します。空腹時血糖とHbA1cの保健指導判定値・受診勧奨判定値の違い、受診のタイミングと持ち物、次の健診までに自分でできることをまとめました。

健康診断で血糖値やHbA1cに印がついていたら、まずは判定の段階を確認しましょう。特定健診では、空腹時血糖100 mg/dL(5.6 mmol/L)以上、またはHbA1c 5.6%以上で保健指導判定値に当てはまり、空腹時血糖126 mg/dL(7.0 mmol/L)以上、またはHbA1c 6.5%以上では医療機関の受診がすすめられます。後者に当てはまる場合は、症状がなくても早めに受診することが大切です。

特定健診とは

特定健診は、40〜74歳の人を対象に、医療保険者が実施するメタボリックシンドロームに着目した健診です。腹囲や血圧、脂質などとともに、血糖の項目として空腹時血糖またはHbA1cが測られます。会社の定期健康診断で同じ項目を測っている場合は、その結果が特定健診として使われることもあります。

血糖の判定値の見方

  • 空腹時血糖 100 mg/dL(5.6 mmol/L)未満、HbA1c 5.6%未満:基準範囲
  • 空腹時血糖 100〜125 mg/dL(5.6〜6.9 mmol/L)、HbA1c 5.6〜6.4%:保健指導判定値。生活習慣の見直しが必要な段階
  • 空腹時血糖 126 mg/dL(7.0 mmol/L)以上、HbA1c 6.5%以上:受診勧奨判定値。医療機関で詳しい検査を受ける段階

食事のあとに採血した場合は「随時血糖」として判定されます。結果票の数値の横に「空腹時」か「随時」かが書かれているので、あわせて確認してください。判定の区分や表現は健診機関によって少し違うことがあります。

「要再検査」「要精密検査」と言われたら

受診勧奨判定値に当てはまる場合は、かかりつけ医や内科を受診しましょう。健診の結果票を持っていくと話が早く進みます。医療機関では、もう一度血糖値やHbA1cを測ったり、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を行ったりして、糖尿病かどうかを判断します。

  • 健診の結果票(過去の分もあれば一緒に)
  • 飲んでいる薬やサプリメントのリスト
  • のどの渇き、尿が多い、体重が減ったなど、気になる症状のメモ
  • 家族に糖尿病の人がいるかどうか

糖尿病の初期は、自覚症状がほとんどありません。「痛くも苦しくもないから」と受診を先延ばしにすると、その間に目や腎臓、神経への影響が進むことがあります。

保健指導の対象になったら

保健指導判定値は、まだ糖尿病ではなくても注意が必要な段階です。医療保険者から特定保健指導の案内が届くことがあり、保健師や管理栄養士と一緒に生活習慣の目標を立てられます。費用や受け方は加入している健康保険によって違うので、案内を確認するか保険者に問い合わせてください。

  • 甘い飲み物や間食を減らす
  • 1日の歩数を増やし、食後に軽く歩く
  • 体重が多い場合は、数%の減量から始める
  • 保健指導の面談で、自分の結果票をもとに具体的な目標を相談する

次の健診までにできること

健診は年に1回なので、その間の変化はわかりません。医師にすすめられた場合は、自己測定で空腹時や食後2時間の血糖値を時々測ると、生活習慣を変えた効果を自分で確かめられます。結果を記録しておけば、次の健診や受診のときに役立ちます。

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医療に関するご注意:この記事は情報提供と学習を目的としたもので、医学的な助言や診断に代わるものではありません。判定値や制度の内容は変わることがあり、健診機関や保険者によって異なる場合があります。結果について気になることがあれば、医師や保険者にご確認ください。

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